アサリ漁場の餌料環境としてのセジメント Aspect of Sediment as Food Environment of Manila Clam Ruditapes philippinarum

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抄録

近年、日本沿岸域におけるアサリの資源量は減少傾向にあり、各地のアサリ漁場ではアサリ資源の維持・回復のために漁場造成、移植放流、資源管理等の施策が図られている。また、これらの施策の基礎となるアサリの漁場造成に関する研究や好適なアサリ漁場環境を明らかにするための調査・研究が多く行われている。これらの知見をもとにしてアサリの漁場造成、移植放流、資源管理等の事業が行われているが、これらの事業を効果的に行うためには、それぞれの漁場の環境収容力を把握しておく必要がある。漁場の環境収容力を明らかにするためには、アサリ漁場の餌料環境を調査する必要があるが、アサリ漁場の餌料環境についての基礎的調査・研究例は少なく、餌料環境の調査方法を含めて、餌料環境の実態についての知見の集積が望まれている。沼口は、アサリ漁場の餌料環境として、漁場における干潟底泥の表層に堆積したセジメント中のデトライタスが重要であることを指摘した。本研究では、セジメントに含まれる植物色素量と有機物量との関係についてアサリ漁場で調査を行うとともに、アサリがセジメント懸濁粒子を摂取する状況について室内飼育実験により検討を行い、若干の知見が得られたので報告する。

収録刊行物

  • 水産工学

    水産工学 37(3), 209-215, 2001-02-01

    日本水産工学会

参考文献:  29件中 1-29件 を表示

被引用文献:  2件中 1-2件 を表示

  • 赤潮発生時のアサリ消化管内容物の動態について : 三河湾一色干潟を例に

    山田 智 , 竹内 喜夫 , 新村 陽子 , 石樋 由香

    日本水産工学会学術講演会講演論文集 24, 213-216, 2012-05-18

    参考文献7件

  • 我が国のアサリ漁獲量激減の要因について

    松川 康夫 , 張 成年 , 片山 知史 , 神尾 光一郎 , YASUO MATSUKAWA , NARITOSHI CHO , SATOSHI KATAYAMA , KOICHIRO KAMIO , (独)水産総合研究センター中央水産研究所 , (独)水産総合研究センター中央水産研究所 , (独)水産総合研究センター中央水産研究所 , (株)東京久栄 , National Research Institute of Fisheries Science Fisheries Research Agency , National Research Institute of Fisheries Science Fisheries Research Agency , National Research Institute of Fisheries Science Fisheries Research Agency , Tokyo Kyuei Co. Ltd.

    日本水産学会誌 = Bulletin of the Japanese Society of Scientific Fisheries 74(2), 137-143, 2008-03-15

    CiNii 外部リンク 機関リポジトリ J-STAGE DOI 参考文献60件 被引用文献8件

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008273925
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10278554
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    09167617
  • NDL 記事登録ID
    5723891
  • NDL 雑誌分類
    ZR26(科学技術--農林水産--水産)
  • NDL 請求記号
    Z18-1327
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  IR 
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