有限体積法を用いた数値計算による小型船舶の航走波の推定について On Estimation of Ship Waves Generated by a Small Vessel Using Numerical Computation by the Finite Volume Method

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抄録

著者らは、実海域において各種小型船舶が造る航走波の計測実験を行い、特に、航行船舶からの距離および船速と航走波の関係について調査した。さらに、航走波の簡易推定法による計算結果から、実測航走波の評価を行い、航走波の諸特性を明らかにした。ここで用いた航走波の推定法は船舶の馬力に基づいた方法および船体と等価な特異点分布から線形理論を適用する方法の二種類であり、両者とも、実用的に十分な精度で航走波の予測が可能である。次に、今後航走波中の浮体構造物の安全性基準を設定するための基礎的研究として、航走波中の停止小型船舶の動揺計測実験を実船を用いて行った。また、境界要素法に基づいた船体動揺の簡易推定計算を行い、実験結果との比較から、航走波中の船体動揺の特性を調査した。計算結果は定性的に十分な精度であったが、定量的に実験値より低い値を示した。これは簡易推定法から求めた計算航走波の精度が船体動揺の推定計算に直接影響を及ぼしたことに起因する。

収録刊行物

  • 水産工学

    水産工学 38(1), 43-51, 2001-06-30

    日本水産工学会

参考文献:  12件中 1-12件 を表示

被引用文献:  4件中 1-4件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008274025
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10278554
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    09167617
  • NDL 記事登録ID
    5848285
  • NDL 雑誌分類
    ZR26(科学技術--農林水産--水産)
  • NDL 請求記号
    Z18-1327
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  IR 
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