有明海における模擬流木の漂流について On the Drifting of a Mimic Driftwood in Ariake Sea

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抄録

1990年11月に始まった雲仙・普賢岳の火山活動は、1995年2月に停止し、1996年5月末には噴火活動の「終息宣言」が出された。その間火砕流の発生、大規模土石流の頻発、さらに長期化によって住民に多大の被害をもたらした。これら被害の中で大規模土石流は、水無川を通じて、土砂・火山灰と共に倒木を島原湾に搬入した。倒木は湾内に流入後、河口付近に埋没したり(沈木)あるいは潮流によって漂流(流木)した。それらが小型底曳き網や刺し網等の漁業に及ぼす漁具被害は多大なものであり、漂流する流木は航行中の船舶にも被害を与えた。また、これら流木は早崎瀬戸を経由して、橘湾まで運ばれ、そこでの漁業にも被害を及ぼした。しかし、有明海における漂流物の漂流実態の調査・研究はこれまで行われていない。有明海の潮流については、海上保安庁刊行の「有明海・八代海の潮流図」が比較的詳しいものの、流木の漂流にそのまま適用することはできない。すなわち、海面を漂流する流木は潮流に加えて、その時の風の影響を受けるからである。

収録刊行物

  • 水産工学

    水産工学 34(2), 175-183, 1997-12-12

    日本水産工学会

参考文献:  6件中 1-6件 を表示

被引用文献:  1件中 1-1件 を表示

キーワード

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008274596
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10278554
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    09167617
  • NDL 記事登録ID
    4381855
  • NDL 雑誌分類
    ZR26(科学技術--農林水産--水産)
  • NDL 請求記号
    Z18-1327
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  IR 
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