一定期間海水浸漬後の平面網地の流水抵抗変化および付着物の付着特性 Changes of Drag and Attaching Property of Marine Foulings on a Plane Nets in a Set-net Fishing Ground for a Given Period of Time

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抄録

定置網は魚群を誘導・遮蔽する垣網、陥穿する昇り網および漁獲物を収容する箱網等で構成される漁具である。これらは未使用の網地の流水特性を考慮して全体の漁具システムとして設計され、実際の漁場に設置される。しかし、海中に長期間固定して操業される定置網の網地は付着物に覆われ、設計段階とは流水抵抗および水中重量等の力学特性が異なると考えられる。特に漁獲物を最終的に収容する箱網は、流水抵抗の増大による漁獲効率および国定力の低下に深く関与すると考えられる。例えば、漁業者は定期的な網替えにより漁獲量増大を図っており、このことは付着物による漁獲効率の低下を示す好例であると思われる。定置網の漁獲量は箱網容積に規定され、また箱網容積は流水抵抗と水中重量で決定される網地の吹かれに深く関与している。付着物に覆われた網地は流水抵抗の増大により吹かれが大きくなり、箱網容積が小さくなることが考えられる。従来、漁具と付着物については、定置網網地への付着生物の生態学的研究、実海域での浮魚礁、フジツボ類が付着した網地およびホタテ養殖施設等に関する抵抗および抵抗係数が検討された。

収録刊行物

  • 水産工学

    水産工学 35(1), 43-50, 1998-07-31

    日本水産工学会

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008274815
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10278554
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    09167617
  • NDL 記事登録ID
    4553524
  • NDL 雑誌分類
    ZR26(科学技術--農林水産--水産)
  • NDL 請求記号
    Z18-1327
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  IR 
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