風の日々変動がマガレイ卵・仔魚の沿岸海域への滞留に及ぼす影響に関する数値シミュレーション Numerical Simulation of the Effect of Daily Wind Variation on the Retention of Brown Sole Eggs and Larvae in the Coastal Nursery Sea

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抄録

日本海の佐渡海峡沿岸の陸棚海域は、マガレイの主産卵場の一つとなっている。この海域には、北ないし北東向きの沿岸流が卓越しており、浮遊期のマガレイ卵・仔魚はこの流れによって新潟沖の産卵場から北方に輸送され、成育場(着底場)に到達する。この海域の流れの数値モデルを用いたマガレイ卵・仔魚の輸送過程に関する検討結果から、上述の沿岸流に加えて産卵時期(盛期は3月)の風および卵・仔魚の鉛直移動が、それらの輸送や浅海域への滞留状況に大きな影響を与えている可能性が指摘されており、藤原らは、現地観測から推定された卵・仔魚の鉛直移動特性を考慮した場合にのみ、産卵場から成育場までの輸送が良好に再現されることを示した。成育場は新潟市北東の陸棚上浅海域(水深100m以浅)と推定されており、陸棚から沖合に運ばれることなく着底前にこの成育場に到達することが、資源加入の必要条件の一つと考えられる。

収録刊行物

  • 水産工学

    水産工学 35(2), 93-99, 1998-12-01

    日本水産工学会

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008274837
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10278554
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    09167617
  • NDL 記事登録ID
    971211
  • NDL 雑誌分類
    ZR26(科学技術--農林水産--水産)
  • NDL 請求記号
    Z18-1327
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  IR 
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