魚礁関連技術発達の経過と今後の方向 The History of Techniques concerned with Artificial Reef and their Future

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抄録

人類の有史以前から営まれてきた漁業において、水産生物を直接捕獲する漁具のほかに捕獲しやすくするための副漁具として、漬けや石塚などの集魚装置が利用されてきた。また、漁具の中には筒や建網類のように漁具の一部や漁具そのものが集魚装置となっているものもある。このように有史以前から営まれてきた多くの漁業技術の中には、人工魚礁技術の祖形を見ることが出来るものがある。1600年中頃のこととして記録に残されている高知県沿岸の投石は魚を集めて獲りやすくするための装置であり、1700年中頃のこととして記録に残されている青森県沿岸の投石はコンブ資源増大を目的とした装置であった。これらは異なった地域で、異なった目的でそれぞれに発達してきたが、水産生物の生態的特性を利用し、生物を特定な場所に蝟集せしめて利用する点において基本的に同じ技術分野にある。ここではそれぞれ技術の発展経過と、それらの今後の運用について検討する。

収録刊行物

  • 水産工学

    水産工学 35(2), 139-144, 1998-12-01

    日本水産工学会

参考文献:  23件中 1-23件 を表示

被引用文献:  1件中 1-1件 を表示

キーワード

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008274883
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10278554
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    09167617
  • NDL 記事登録ID
    971433
  • NDL 雑誌分類
    ZR26(科学技術--農林水産--水産)
  • NDL 請求記号
    Z18-1327
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  IR 
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