ホタテガイの流れや波浪による移動時における流体力特性に関する研究 The Study of Hydrodynamic Characteristic on Movement of Scallop Patinopecten yessoensis by Wave and Flow

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抄録

北海道においてホタテガイは、サケおよびコンブと並ぶ重要な栽培漁業種に位置づけられており、オホーツク海および太平洋の一部の沿岸では、積極的な種苗放流による栽培漁業が盛んに行われている。放流したホタテガイの回収率は、平均して約50%と推定されており、とりわけ放流後1年間での移動、分散が大きいことが知られている。放流貝が波浪などにより、沖側へ流出したり、陸上へ打ち上げられた例が報告されている。苫小牧海域での放流貝の移動分散試験によると、放流区より一散したホタテガイの移動方向が、暴風時の波向きとほぼ一致していることから、高波浪による底質の輸送機構と同様な要因で、ホタテガイが移動、分散している可能性が指摘されている。このように、漁場の物理環境はホタテガイの成長、移動などを左右する重要な要因と位置づけられている。そこで本研究では、海底に定位しているホタテガイが流れや波浪によって移動し始める条件について考察し、生息場の流動条件について検討した。

収録刊行物

  • 水産工学

    水産工学 36(1), 29-36, 1999-07-15

    日本水産工学会

参考文献:  9件中 1-9件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008275164
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10278554
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    09167617
  • NDL 記事登録ID
    4818658
  • NDL 雑誌分類
    ZR26(科学技術--農林水産--水産)
  • NDL 請求記号
    Z18-1327
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  IR 
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