漁場造成と環境修復 Reclamation and Enhancemnt of Fishing Grounds and Environmental Restoration

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抄録

沿岸開発などによって干潟・藻場・砂浜が失われたり、水質・底質が汚染されたりしてきた。その結果、生物の生息環境が悪化したり、また、海へのアクセスが出来にくくなったり、景観の悪化も生じた。しかし、これからは、環境問題への関心の深まりの中、アメリカのミティゲーション制度にも見られるように、開発の適否も含め、環境影響を緩和する対策が不可欠であろう。なお、環境影響評価法(平成9年法律第81号)の第3条(国等の責務)では「事業の実施による環境への負荷をできる限り回避し、又は低減することその他の環境の保全についての配慮が適正になされるようにそれぞれの立場で努めなければならない」ことが規定された。「自然との共生」、「環境との調和」、「自然に優しい」、「海域環境に優しい」、「生態系への配慮」などさまざまな表現で沿岸域の利用・開発の見直しが望まれる今日、自然環境そのものに対する配慮・補償が必要であり、そのような方向で検討が進められつつある。また、生態系を考慮し、開発行為によって失われる(又は失われた)環境を正当に評価して、同等の(あるいはそれ以上またはそれに近い)ものを修復、再生、創造する手法の確立が急務である。

収録刊行物

  • 水産工学

    水産工学 36(2), 197-202, 1999-11-15

    日本水産工学会

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008275410
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10278554
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    09167617
  • NDL 記事登録ID
    4944379
  • NDL 雑誌分類
    ZR26(科学技術--農林水産--水産)
  • NDL 請求記号
    Z18-1327
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  IR 
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