海水電解処理による海生生物付着防止の現状 Anti-marine-biofouling by Seawater Electrolysis

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抄録

海生生物付着防止のポイントは, バイオフィルムの形成抑制である事に着目して, 海水電解生成次亜塩素酸塩の注入後の形態を明らかにし, それらの殺菌力からバイオフィルム形成の抑制を検討した. その結果, 現状の極低濃度の海水電解処理では, 殺菌力は弱いながらも付着細菌の分裂を抑制して, 細菌の増殖に伴う急速な生物汚損を防いでいると推定した.<BR>海水電解処理により生成するトリハロメタンは, 放水口において水道水の規制値の1/50以下であり, 放水口より排出後短時間のうちに減少して, 取水海水と同じレベルであると推定した. また, 塩素代替処理剤として研究されているオゾンや過酸化水素は, 放水口における残留酸化力の強さから, 安全性への配慮がまだ不十分である.<BR>現時点で, 極低濃度の海水電解処理が最も安全な化学的方法であり, 今後の適用や運用上の留意点を提言としてまとめた.

収録刊行物

  • 日本海水学会誌

    日本海水学会誌 50(5), 305-311, 1996-10

    日本海水学会

参考文献:  20件中 1-20件 を表示

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008280111
  • NII書誌ID(NCID)
    AN0018645X
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    03694550
  • NDL 記事登録ID
    4045609
  • NDL 雑誌分類
    ZM44(科学技術--地球科学--海洋・陸水・火山) // ZP8(科学技術--化学・化学工業--無機化学・無機化学工業)
  • NDL 請求記号
    Z15-47
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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