肝膿ようを合併したクローン病の1例

書誌事項

タイトル別名
  • A case of Crohn's disease complicated by liver abscess

この論文をさがす

抄録

症例は28歳男性.平成7年発症の小腸型クローン病で平成8年回腸切除,狭窄形成術施行後,在宅経腸栄養療法,5-ASA内服を行っていた.平成12年8月腹痛,下痢を認め小腸病変の再燃と判断し入院した.絶食,IVH管理により症状は寛解したが,再度腹痛と共に発熱を認めた,腹部CTで肝S4に壁肥厚をともなう不整形の低吸収域を認め,肝膿瘍と診断した.エコーガイド下経皮経肝膿瘍ドレナージにより改善した.

収録刊行物

被引用文献 (4)*注記

もっと見る

参考文献 (15)*注記

もっと見る

詳細情報

問題の指摘

ページトップへ