著明な低体温と横紋筋融解を伴った糖尿病性ケトアシドーシスの1例 A Case of Diabetic Ketoacidosis with Hypothermia and Rhabdomyolysis

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著者

抄録

54歳, 女性. 約20年前より1型糖尿病を指摘されていた. 昏睡状態で緊急入院時, 体温30.4℃, 血圧測定不能, 心電図は心房細動.血糖1, 352mg/d<I>l</I>, 動脈血pH6, 792, HCO3-2.0mEq/<I>l</I>を認め, 糖尿病性ケトアシドーシスと診断した. 生理食塩水輸液, インスリン持続注入, 保温治療により意識が回復し, 体温は高熱期を経て正常化した, また経過中CKが最高値7, 2901U/<I>l</I>となり, 横紋筋融解の合併が考えられたが自然軽快した, 糖尿病性ケトアシドーシス症例の14%に低体温の合併がみられ, その死亡率は60%との報告がある. 本例は30.4℃の著しい低体温を示したにも関わらず救命することができた. 本邦では糖尿病性ケトアシドーシスに低体温を伴った症例はほとんど報告されていないので, 海外文献の考察を加えて報告した.

収録刊行物

  • 糖尿病

    糖尿病 45(2), 113-116, 2002-02-28

    THE JAPAN DIABETES SOCIETY

参考文献:  8件中 1-8件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008362327
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00166576
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    0021437X
  • NDL 記事登録ID
    025094500
  • NDL 請求記号
    Z19-401
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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