高齢者心不全の病態と治療 Pathophysiology and Treatment of Heart Failure in the Elderly

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抄録

近年, 高齢者心不全例が増加しており, 死亡率も急増しているため, その病態解明と適切な治療法の確立が急務となっている. 高齢者心不全の特徴は, 基礎疾患に虚血性心疾患が多く, 臨床症状が非特異的になりやすく発見が遅れ多臓器合併症も多いため, 重症になりやすいことである. 心不全では自己防衛機構として, 交感神経活性・レニン-アンギオテンシン系の活性が亢進するが, これが破綻し悪循環に陥りやすい. 急性心不全では, 利尿薬, 強心薬を中心として治療し, 心筋虚血が存在するときは積極的に冠動脈インターベンションを考慮する. 慢性心不全では大規模臨床治験によってACE阻害薬, β遮断薬, ジギタリスが病態の悪循環を断ち切り, 予後を改善することが明らかにされている.

収録刊行物

  • 日本老年医学会雑誌

    日本老年医学会雑誌 37(6), 439-443, 2000-06-25

    The Japan Geriatrics Society

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008487623
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00199010
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    03009173
  • NDL 記事登録ID
    5439613
  • NDL 雑誌分類
    ZS21(科学技術--医学--内科学)
  • NDL 請求記号
    Z19-25
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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