酸化LDLと動脈硬化 Oxidized Low Density Lipoprotein and Atherogenesis

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抄録

血中LDLの増加が, 粥状動脈硬化の極めて強力な危険因子であることはよく認知されるに至ったが, その分子機構については未だ不明な点も多い. この15年間ほどの研究により血管壁内にうっ滞したLDLが酸化変性を受けることがその成因であることを示唆する研究成果が報告されてきた. 酸化LDLは特にマクロファージにおいて細胞内でのコレステロールの蓄積を引き起こすのみならず, 催炎症性の変化をもたらすなどで, 動脈硬化の進展, プラークの破綻を惹起していると考えられる. 酸化LDLに対する受容体はすでに複数の分子が同定され, その性質などが明らかにされてきている. 抗酸化剤のヒト動脈硬化に対する治療効果などはさらに検討すべき点も多い.

収録刊行物

  • 日本老年医学会雑誌

    日本老年医学会雑誌 38(4), 447-451, 2001-07-25

    The Japan Geriatrics Society

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008507208
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00199010
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    03009173
  • NDL 記事登録ID
    5854189
  • NDL 雑誌分類
    ZS21(科学技術--医学--内科学)
  • NDL 請求記号
    Z19-25
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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