糖尿病発症９年後にＧＡＤ抗体が陰性から陽性になったＳｌｏｗｌｙ　ｐｒｏｇｒｅｓｓｉｖｅ　１型糖尿病の１例

• 三崎 麻子

  太田西ノ内病院糖尿病センター内科

• 清野 弘明

  太田西ノ内病院糖尿病センター内科

• 山口 日吉

  太田西ノ内病院糖尿病センター内科

• 坂田 芳之

  太田西ノ内病院糖尿病センター内科

• 北川 昌之

  太田西ノ内病院糖尿病センター内科

• 山崎 俊朗

  太田西ノ内病院糖尿病センター内科

• 武藤 元

  太田記念病院

• 菊池 宏明

  太田記念病院

• 阿部 隆三

  太田記念病院

書誌事項

タイトル別名

• Slowly progressive type 1 diabetes mellitus whose anti-GAD antibody showed positive conversion after 9 years interval from the onset of the disease.
• コンゲツ ノ ショウレイ トウニョウビョウ ハッショウ 9ネンゴ ニ GAD コウタイ ガ インセイ カラ ヨウセイ ニ ナッタ Slowly progressive 1ガタ トウニョウビョウ ノ 1レイ

抄録

症例は72歳,女性.近医より高血糖を指摘され,受診.初回入院時から尿中CPRが低値であった事と臨床経過より, Slowly progressivel型糖尿病(SP1型糖尿病)を疑い, GAD (Glutamic Acid Decarboxylase)抗体の測定をしたが陰性であった.以後経時的にGAD抗体の測定を行っていたが,発症9年目の平成12年入院時に初めてGAD抗体が陽性となった.本症例はGAD抗体が陰性から陽性化したSP1型糖尿病で,興味深い症例と思われた.

収録刊行物

• 日本内科学会雑誌

  日本内科学会雑誌 91 (3), 1028-1030, 2002

  一般社団法人 日本内科学会

キーワード

• GAD抗体
• slowly progressive 1型糖尿病(SP1型糖尿病)

詳細情報

• CRID: 1390001206442060288
• NII論文ID: 10008547348
• NII書誌ID: AN00195836
• DOI: 10.2169/naika.91.1028
• ISSN: 18832083
• ISSN: 00215384
• NDL書誌ID: 025074530
• PubMed: 11985075
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I025074530
• Web Site: http://www.jstage.jst.go.jp/article/naika1913/91/3/91_3_1028/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2002229046
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • PubMed
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可