[History of research on multiple endocrine neoplasia, MEN].

Bibliographic Information

Other Title
  • 内科  100年のあゆみ  内分泌・代謝 III.  主要疾患の歴史 4.  Multiple endocrine neoplasia,MEN

Search this article

Abstract

MEN 1およびMEN 2A, MEN 2Bが独立した疾患として認識されたのは20世紀の後半になってからのことである.その後,イムノアッセイ,画像診断法,分子遺伝学の進歩がMENの病態の理解に有用であった. 1988年にMEN 1の原因遺伝子が第11染色体長腕に位置する癌抑制遺伝子であること, 1993年にはMEN 2AがRET伝子の変異による活性化で生じること, 1994年にはMEN 2Bも岡じRET遺伝子の別のドメインにおける変異で起こることが明らかにされた. 1997年にはMEN 1の原因遺伝子(MEN 1)が単離された.今日では,遺伝子検査による確定診断および保因者診断が,診療方針の決定に重要な役割を担うようになってきた.

Journal

References(4)*help

See more

Keywords

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top