傍食道型からいわゆるUpside-down型へ移行した食道裂孔ヘルニアの1例 Conversion of paraesophageal hiatal hernia to the"upside-down stomach" : A case report

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抄録

食道裂孔ヘルニアはしばしば認められる疾患だが,胃全体が縦隔内に脱出したいわゆるUpside-down stomachは本邦ではまれであるとされている.著者らは,数年の経過で傍食道型からいわゆるupside-down型に移行した食道裂孔ヘルニア症例を経験したので報告する.患者は傍食道型食道裂孔ヘルニアとして経過観察されていた76歳女性で,胸部圧迫感,心窩部痛,貧血をきたし再来院した.上部消化管造影X線検査にていわゆるupside-down型食道裂孔ヘルニアへの移行を認め,内視鏡検査にて胃潰瘍の合併を認めた.保存的治療に抗したため,Hill法に準じた手術を施行した.胃潰瘍や貧血の再発なく術後2年以上順調に経過している.

収録刊行物

  • 日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology

    日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology 99(1), 34-39, 2002-01-05

    The Japanese Society of Gastroenterology

参考文献:  13件中 1-13件 を表示

被引用文献:  4件中 1-4件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008554065
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00192124
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    04466586
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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