脳と創造性 Brain and Creativity

この論文にアクセスする

この論文をさがす

著者

    • 岩田 誠 IWATA Makoto
    • 東京女子医科大学脳神経センター Neurological Institute, Tokyo Woman's Medical University

抄録

ヒトの脳には現実世界からの感覚情報を受容してそれに反応する神経機構と共に、過去の反応様式の記憶を想起して仮想現実としての反応を試行する神経機構とが並列的に存在している。この仮想現実を形成する能力は、一方では芸術活動における創造性に繋がるが、他方では幻覚や妄想として異常な精神活動を生じることにもなる。すなわち、幻覚·妄想と芸術的創造性の源泉には、共通の神経機構が存在していると考えられる。両者を分けるところの重要なものは、脳内に想起された仮想現実を、自らの意志に基づく意図的な行為と自覚できるかどうかによっているものと思われる。

収録刊行物

  • てんかん研究 = Journal of the Japan Epilepsy Society

    てんかん研究 = Journal of the Japan Epilepsy Society 19(2), 101-110, 2001-06-30

    JAPAN EPILEPSY SOCIETY

参考文献:  16件中 1-16件 を表示

被引用文献:  1件中 1-1件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008556395
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10043823
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    09120890
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
ページトップへ