IELMによる早期胃癌のsentinel node biopsy

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抄録

早期胃癌にsentinel node conceptが成立するか検討した。センチネルリンパ節同定法として, 2%patent blueを術中内視鏡下に胃癌周囲4箇所の粘膜下へ注射し, リンパ管とリンパ節を青染するintraoperative endoscopic lymphatic mapping (IELM) を用いた。IELMの青染リンパ節 (bluenodes) はセンチネルリンパ節を含むと考えられる。過去7年間におけるIELMのblue nodes biopsyによるリンパ節転移診断能は, 同定率96% (176/184), 症例あたりのblue nodes個数の中央値は6個, 敏感度90% (28/31), 特異度100% (145/145), 正診率98% (173/176) であった。false negative 3例の転移リンパ節はいずれも染色リンパ流域に属しており, 15mmを超え, 容易に診断できる肉眼的転移であった。早期の胃癌にセンチネルリンパ節生検を導入すれば, リンパ節転移が術中に診断でき, 縮小手術の合理的な適応拡大が可能と考えられた。

収録刊行物

  • 日本外科系連合学会誌

    日本外科系連合学会誌 26(2), 170-176, 2001-04-30

    日本外科系連合学会

参考文献:  15件中 1-15件 を表示

被引用文献:  1件中 1-1件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008561993
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00002502
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    03857883
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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