胃癌に対するsentinel node navigationにおけるRI法の手技に関する検討

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抄録

欧米を中心に乳癌や悪性黒色腫に対するsentinel node navigationが臨床応用されている一方で, 消化器癌についてはその概念を適用することの妥当性についても賛否両論があり, 実際の手法も確立されていない。われわれは1998年より術前内視鏡により主病変粘膜下層にトレーサーを注入するいわゆるRadio-guided method (RI法) を試みてきた。比較的粒子径の大きな99mTechnetium (Tc) tin colloidを用いることでトレーサーはSentinel node (SN) への安定した集積を呈し, 投与後1時間および20時間の比較においてほぼ同様の分布を示した。こうした特性から99mTc-tin colloidを用いたRI法では, 短時間に拡散してしまう色素とは異なり, 観察時期によらず定量的なSN同定が可能であった。また, 消化器癌ではSNが予想外の部位に複数存在することがあるため, 術前シンチグラフィーや術中γプローブによる検索は極めて有用である。とくに腹腔鏡下のsentinel node navigationにはRI法は必須の手技であり, 色素法との併用により確実なSN同定手技として臨床応用しうるものと考えられる。

収録刊行物

  • 日本外科系連合学会誌

    日本外科系連合学会誌 26(2), 177-181, 2001-04-30

    日本外科系連合学会

参考文献:  14件中 1-14件 を表示

被引用文献:  3件中 1-3件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008562009
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00002502
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    03857883
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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