乳癌におけるER, PgRとerb B2増幅定量値の関連性の検討 : erb B2抗体療法の適応に関係して Quantitative Analysis of the Relationships between Estrogen Rector, Progesterone Receptor and erb B2 in Breast Cancer tumor : To Select the Patient for Treatment with Antibody for erb B2 Protein

この論文にアクセスする

この論文をさがす

著者

抄録

近年, erb B2産物に対する抗体 (trastuzumab) を用いた治療が海外で行われるようになった。著者らは当院にて手術を施行した原発乳癌27例に於いてerb B2遺伝子増幅をcompetitive PCR (競合的PCR) を用い定量的に測定しER, PgRとの関連を検討した。ER+群よりER-群の方が, PgR+群よりPgR-群の方がerb B2増幅は有意に大であった。ER, PgRの陽性, 陰性の組み合わせでerb B2のコピー数を比較検討するとER+PgR+群3.3コピー, ER-PgR-群11.9コピー, ER+, PgR-群5.2コピー, ER-, PgR+群4.0コピーであった。ER-PgR-群には高度erb B2増幅例が全て含まれておりER+PgR+群との間に有意差が認められた。以上の結果からER, PgRの測定はtrastuzumab治療適応例の1次スクリーニングに有用である可能性が示唆された。

収録刊行物

  • 日本外科系連合学会誌

    日本外科系連合学会誌 26(2), 192-196, 2001-04-30

    日本外科系連合学会

参考文献:  13件中 1-13件 を表示

被引用文献:  1件中 1-1件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008562054
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00002502
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    03857883
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
ページトップへ