直腸肛門奇形術後症例におけるS_<2-4>脊髄神経伝導時間の検討 A Study on S_<2-4> Sacral Motor Nerve Terminal Latency in Patients with Postoperative Anorectal Malformation

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抄録

直腸肛門奇形術後症例において恥骨直腸筋の支配神経であるS2-4脊髄神経機能について検討した。対象は直腸肛門奇形術後症例8例 (男性5例, 女性3例, 14-48歳, 平均24.8歳) で, 男性では高位病型4例, 中間位病型1例, 女性では高位病型1例, 中間位病型2例であった。対照は, 排便異常を認めない体表疾患で入院した10例 (男性3例, 女性7例, 22-55歳, 平均34.2歳) を用いた。経皮的な磁気刺激法により, S2-4脊髄神経伝導時間測定検査を施行し, 左および右側で分けてそれぞれ検討した。S2-4脊髄神経伝導時間は, 直腸肛門奇形術後症例が対照と比較して両側で延長していたが, 有意差は認めなかった。また, 病型別や排便機能評価別の比較においても有意差を認めなかった。以上より, 直腸肛門奇形術後排便機能異常に, S2-4脊髄神経伝導時間延長の関与は少ないことが示唆された。

収録刊行物

  • 日本外科系連合学会誌

    日本外科系連合学会誌 26(2), 240-244, 2001-04-30

    日本外科系連合学会

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008562204
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00002502
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    03857883
  • データ提供元
    CJP書誌  J-STAGE 
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