左腎の大腫瘍(腫瘤)に対して網嚢と下行結腸外側を開いて行う経腹的腎摘出術 Transabdominal Nephrectomy for the Large Left Renal Tumor (mass) via the Omental Bursa and Outside of the Descending Colon

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抄録

巨大な左腎腫瘤の経腹的左腎摘出術は, 膵尾部や脾臓で摘出が困難なことがある。網嚢と下行結腸外側を開いて行う経腹的左腎摘出術の有用性を検討した。 (対象と方法) 対象 : 腎細胞癌 (pT3a) 4例, 下大静脈に腫瘍血栓を伴った腎細胞癌 (pT3b) 2例, (pT4) 1例, 膵尾部・脾臓に浸潤した腎細胞癌 (pT4) 1例, 腎盂癌 (pT2) 1例, (pT4) 1例, 馬蹄腎1例, 水腎症1例, 多嚢胞腎1例の13例1) 2) 。方法 : 横行結腸付着部で大網を切開し網嚢にはいる。網嚢と下行結腸の外側より結腸脾靱帯を確認し切断する。膵尾部, 脾臓を上方, 結腸を下方に圧排後, 腎茎を処置し摘除する。 (結果) 手術時間は140~360分 (平均223分), 出血量が120~2883ml (平均735.4ml), 摘出重量は300g~6000g (平均1405.9g) 。 (まとめ) 従来経胸腹的左腎摘出術の適応とされている巨大腎腫瘍にも十分対応ができた。

収録刊行物

  • 日本外科系連合学会誌

    日本外科系連合学会誌 26(2), 250-255, 2001-04-30

    日本外科系連合学会

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008562237
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00002502
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    03857883
  • データ提供元
    CJP書誌  J-STAGE 
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