バセドウ病に対する内視鏡下甲状腺亜全摘術16例の経験 Endoscopic Subtotal Thyroidectomy in Patients with Graves' Disease : A Review of 16 Cases

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抄録

石井らが考案した前胸部アプローチ法による内視鏡下甲状腺手術は前頸部に手術瘢痕を残さず, 整容的にも優れた術式である。われわれはバセドウ病に対して前胸部アプローチ法による内視鏡下甲状腺亜全摘術16例を経験したので, その手術手技の工夫と手術成績について報告する。前胸部に3本のトロッカーを挿入し, 5mmHgの炭酸ガスを送気, 前頸部に操作腔を形成した。血管処理や甲状腺の切除には超音波凝固切開装置を用い, 残存甲状腺重量が2~4gの甲状腺亜全摘術を行った。摘出甲状腺重量が104gの1例では頸部切開下手術に移行した。内視鏡下手術完遂例の平均手術時間は266.5分, 平均出血量は106.0mlであった。創部は下着に被覆される状態で患者の整容的満足感は極めて高く, 特に患者が希望する場合には, 本術式はバセドウ病治療の有力な選択肢になりうると考えられた。

収録刊行物

  • 日本外科系連合学会誌

    日本外科系連合学会誌 26(2), 261-264, 2001-04-30

    日本外科系連合学会

参考文献:  6件中 1-6件 を表示

被引用文献:  1件中 1-1件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008562269
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00002502
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    03857883
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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