心房内腫瘍血栓を伴う腎癌の1例 A Case Report of Renal Cell Carcinoma with Tumor Thrombus Extending into rt. Atrium

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抄録

症例は70歳男性。下大静脈を経て右心房内三尖弁弁輪に達する最大径5cmの腫瘍血栓を伴う右腎腫瘍に対し, 根治的右腎摘出術と腫瘍血栓摘除術を行った。右腎および下大静脈の剥離操作中, 経食道的に心エコーで血栓先端をモニタリングした。操作中先端の位置, 形態は安定していた。体外循環下に20℃の超低体温, 循環停止とし腎腫瘍と腫瘍血栓を一塊として同時に摘出した。腫瘍の腎被膜外への浸潤はみられず, また血栓はごく一部で下大静脈に癒着がみられた。手術時間は9時間10分, 循環停止時間は19分, 出血量は3,350mlであった。病理組織はRenal cell carcinomaであった。術後11カ月後の現在再発, 転移はみられていない。

収録刊行物

  • 日本外科系連合学会誌

    日本外科系連合学会誌 26(2), 276-279, 2001-04-30

    日本外科系連合学会

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008562304
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00002502
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    03857883
  • データ提供元
    CJP書誌  J-STAGE 
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