非侵襲的多チャンネル同時記録法による喫煙動作の観察

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  • Study of Oral and Pharyngeal Kinetic Patterns in Smokers.

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抄録

喫煙者と非喫煙者の口腔咽頭動態の違いについてファイバースコープ,超音波断層撮影,圧センサーを用いて検討した。対象は5人の喫煙者と6人の非喫煙者で,これらの結果を同時記録した。すべての器機に校正を行い,予備実験としてphonation/ka/, long/S/発話,吸気,呼気,ハミングを行った。<br>結果:喫煙者と非喫煙者では,喫煙時異なった舌および軟口蓋の動きが認められた。喫煙者では喫煙開始と同時に舌と軟口蓋が接触し,その後離開した。一方,非喫煙者では舌と軟口蓋は接触しなかった。いずれの方法の観察法でも同様の所見が得られた。

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参考文献 (11)*注記

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