突然死例におけるQT時間の心拍依存性変動に関する検討 Rate dependency of QT dynamicity in cases of sudden cardiac death

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抄録

ホルター心電図を用いて心室再分極相における突然死例の特徴的な所見を検討した.方法: 対象は突然死8例 (SCD群) , LVEF<40%で心室頻拍を認めた7例 (HD群) , 健常例10例 (C群) .5分ごとに平均した心電図からRR間隔, QT時間を自動計測し, RR間隔の平均, 標準偏差, QT時間の平均, 標準偏差, 最小二乗法による回帰直線 (QT=b+a×RR) の傾きslopea, 切片bを求めた.さらにRR間隔が600~1, 000msecまでのプロツトからの回帰直線 (QT=d+c×RR) の傾きslope c, 切片dを求め, 3群間で比較した.結果: HD群とC群間に差を認めた指標はなく, SCD群とC群間ではslopea (0.219±0.079vs0.127±0.055; p<0.05) , slope c (0.238±0.081vs0.133±0.056; p<0.01) に有意差を認め, SCD群が高値であった.SCD群の回帰直線の傾きslope a, slope cはHD君羊 (a=0.137±0.040; p=0.028, c=0.156±0.052; p<0.05) より大であった.RR間隔の変化に伴うQT変動の増大は突然死例に特徴的所見と考えられた.

収録刊行物

  • 心電図 = Electrocardiology

    心電図 = Electrocardiology 22(3), 167-174, 2002-05-25

    The Japanese Society of Electrocardiology

参考文献:  24件中 1-24件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008580790
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00358282
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    02851660
  • データ提供元
    CJP書誌  J-STAGE 
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