低尿酸血症を呈した重症心身障害児9例の検討

この論文にアクセスする

この論文をさがす

著者

抄録

当院小児科神経外来で低尿酸血症の患児9例を経験した. 全例, 経管栄養の重症心身障害児で7例は成分栄養剤を使用しており, 8例はバルプロ酸 (VPA) を内服していた. 4例は明らかな腎尿細管障害が認められ, 他の5例は尿酸排泄率増加傾向を認めた以外, 異常は認められなかった. これらの低尿酸血症の主因として, VPAによる続発性腎性低尿酸血症が考えられたが, 成分栄養剤の影響も否定できないと思われた. VPAの腎尿路系の副作用は稀であるが報告例の多くは重症心身障害児である. 重症心身障害児では, 成分栄養剤の使用およびVPAの内服などにより腎性低尿酸血症をきたしやすいと思われた.

収録刊行物

  • 脳と発達

    脳と発達 34(2), 170-171, 2002-03-01

    The Japanese Society of Child Neurology

参考文献:  10件中 1-10件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008591420
  • NII書誌ID(NCID)
    AN0020232X
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    SHO
  • ISSN
    00290831
  • データ提供元
    CJP書誌  J-STAGE 
ページトップへ