超音波検査にて総肝動脈幹リンパ節腫脹の経過を観察しえた伝染性単核症の1例 A case of perihepatic lymphadenopathy in infectious mononucreosis : Ultrasonographic observation

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著者

抄録

今回われわれは, 超音波検査にて肝脾腫とともに総肝動脈幹リンパ節腫脹を認め, 治療によるリンパ節縮小の経過を観察しえた伝染性単核症の1例を経験したので報告する. 症例は15歳, 男性. 発熱, 咽頭痛を主訴に入院し, 精査にて伝染性単核症と診断した. 入院時より肝機能障害を認め, 超音波検査にて肝脾腫, 頚部リンパ節腫脹の他に総肝動脈幹前上部リンパ節 (No. 8a) の腫脹を認めた. 良性肝疾患に伴う総肝動脈幹リンパ節腫脹に関しては, 慢性活動性肝炎, 原発性胆汁性肝硬変, 自己免疫性肝炎, 成人スチル病などで報告されている. 一方, 伝染性単核症の腹部超音波所見としては, 肝脾腫や胆嚢壁肥厚が知られているが, 総肝動脈幹リンパ節腫脹についての報告例は稀であり若干の文献的考察を加え報告する.

収録刊行物

  • 肝臓

    肝臓 43(5), 221-225, 2002-05-25

    The Japan Society of Hepatology

参考文献:  25件中 1-25件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008748349
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00047770
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    04514203
  • データ提供元
    CJP書誌  J-STAGE 
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