低水温期のブリの成長, 飼料効率およびタンパク質消化率に及ぼす酵素処理した魚粉の飼料効果 Dietary Effects of the Protease Treatments of Fish Meal on the Growth, Feed Efficiency, and Protein Digestibility of Yellowtail During Low Temperature Season

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抄録

魚粉(FM)を酵素処理しタンパク質の加水分解度の異なる8種の試験飼料を作製し、その影響を低水温期のブリの飼育成績やタンパク質消化率(APD)から検討した。 無処理FM(トリクロル酢酸(TCA)可溶性窒素(N)量:15-17%)の対照飼料区の成績を100としたとき、TCA可溶性N量が25-34%の酵素処理FM区の成績は、日間増重率(DGR)が103-109、飼料効率(FE)が104-115で無処理FM配合区のそれより優れていた。一方、TCA可溶性N量が37-405の酵素処理FM区では、DGRが90-101、FEが82-95で成績は低下した。APDは,無処理FMの値を100としたとき、TCA可溶性N率25-34%の酵素処理FMでは104-110、同率37-40%の酵素処理FMでは87-96で、飼育成績と良く一致していた。 以上のことから、魚粉への酵素処理を施すことにより低水温期のブリのタンパク質消化性や飼育成績が向上すること、しかしその処理を過剰にすると逆に成績が低下することが明らかとなった。

収録刊行物

  • 水産増殖

    水産増殖 50(2), 219-226, 2002-06-20

    水産増殖談話会

参考文献:  24件中 1-24件 を表示

被引用文献:  4件中 1-4件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008750722
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00124667
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    03714217
  • NDL 記事登録ID
    6212634
  • NDL 雑誌分類
    ZR26(科学技術--農林水産--水産)
  • NDL 請求記号
    Z18-761
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  IR 
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