給水の紫外線消毒によるクロアワビ筋萎縮症の予防 Prevention of Amyotrophia in Large Scale Production of Juvenile Abalone, Haliotis discus discus, by Ultraviolet Irradiation of Water Supply

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抄録

'84年以降福岡県栽培漁業公杜では、クロアワビの筋萎縮症による大量死が毎年発生しており、種苗の安定供給に支障をきたしていた。'94年以降には、種々防疫的措置を講じたが、充分な効果は得られなかった。一方、福岡県水産海洋技術センターでは、当公社の種苗生産に用いた採卵群の一部を隔離飼育することにより本症の発生を防ぐことに成功した。これらを検討した結果、給水が筋萎縮症原因体に汚染されていることが推測されたため、'97年秋採卵の稚貝について、給水の処理別飼育実験を行ったところ、UV海水を使用した区のみ筋萎縮症は発生せず、給水を紫外線で消毒することにより筋萎縮症が予防できると考えられた。'98年秋採卵以後の量産飼育については従来の防疫的措置に加え、給水にUV海水を用いることにより'99,'00,'01年の3ケ年続けて、健全種苗の大量生産に成功した。

収録刊行物

  • 水産増殖

    水産増殖 50(2), 227-232, 2002-06-20

    水産増殖談話会

参考文献:  8件中 1-8件 を表示

被引用文献:  3件中 1-3件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008750747
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00124667
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    03714217
  • NDL 記事登録ID
    6212641
  • NDL 雑誌分類
    ZR26(科学技術--農林水産--水産)
  • NDL 請求記号
    Z18-761
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  IR 
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