殺虫剤イミダクロプリドおよび殺菌剤カルプロパミドの発見に至る道: 創製研究者の回想 Way to the Discovery of Insecticide Imidacloprid and Fungicide Carpropamid: A Memory of a Synthetic Chemist

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抄録

イミダクロプリドは1991年に上市されて以来現在76国に登録され, 1998年には6億USドルと世界最大の売り上げを記録した殺虫剤である。一方カルプロパミドは1998年に上市された稲いもち病防除剤である。筆者は企業の研究所において7年間農薬創製研究に携わる機会を得て, 表題の2薬剤を最初に合成する幸運に恵まれた。本稿は大学で合成有機化学を学んだ一人が企業で未経験の分野に足を踏み入れ, 商品化合物の発見に至った道のりを回想したものである。両薬剤に関する詳細な構造活性相関, 作用機構や応用に関しては総説を参照していただきたい。なお筆者がすべての賞に含まれているわけではないが, イミダクロプリドの発明・研究に対しては, 日本農薬学会賞 (技術), 同 (研究), 全国発明特別賞, 大河内賞, アメリカ化学会賞等, カルプロパミドに対しては日本農薬学会賞 (技術) 等が与えられている。

収録刊行物

  • 有機合成化学協会誌

    有機合成化学協会誌 58(6), 606-610, 2000-06-01

    The Society of Synthetic Organic Chemistry, Japan

参考文献:  7件中 1-7件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008820576
  • NII書誌ID(NCID)
    AN0024521X
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    OTR
  • ISSN
    00379980
  • NDL 記事登録ID
    5365334
  • NDL 雑誌分類
    ZP11(科学技術--化学・化学工業--有機化学・有機化学工業)
  • NDL 請求記号
    Z17-256
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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