ロシア余剰核兵器解体プルトニウム処分協力

書誌事項

タイトル別名
  • The Current Status of Collaboration with Russian Institutes for Russian Surplus Weapons Plutonium Disposition
  • 解説 ロシア余剰核兵器解体プルトニウム処分協力--バイパックMOX燃料を用いた燃焼処分技術の現状
  • カイセツ ロシア ヨジョウ カクヘイキ カイタイ プルトニウム ショブン キョウリョク バイパック MOX ネンリョウ オ モチイタ ネンショウ ショブン ギジュツ ノ ゲンジョウ
  • バイパックMOX燃料を用いた燃焼処分技術の現状

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抄録

<p> 冷戦が終わり, 核軍縮が進展する中で蓄積される兵器級プルトニウムの管理・処分が, 国際的課題となっている。昨年来の米国ブッシュ政権の対ロシア政策の見直しにおいても, 同時多発テロの影響などから, 兵器級プルトニウムの管理・処分は, 優先的課題と位置付けられた。核燃料サイクル開発機構は, ロシアの余剰核兵器解体プルトニウム処分に協力するとともに, 得られた成果を高速炉の開発に利用する目的で, 1999年から解体プルトニウムを振動充填 (バイパック) 法によってMOX燃料としBN-600で燃焼処分する「BN-600バイパック燃料オプション」について, ロシア原子力省傘下の複数の研究機関と共同研究を実施している。本稿では, ロシアの解体プルトニウム処分に関わる国際的な協力の状況について概説するとともに, サイクル機構とロシアとの共同研究の現状について述べる。</p>

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