色素細胞性母斑;解剖学的部位別の病理組織学的検討―第3報:体幹,四肢病変201例の検討―

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タイトル別名
  • The Histopathological Analysis of 201 Cases of Melanocytic Nevus of the Trunk and Extremities
  • シキソ サイボウセイ ボ ハン;カイボウガクテキ ブイ ベツ ノ ビョウリ ソシキガクテキ ケントウ(ダイ3ポウ)カラダ カン,シシ ビョウヘン 201レイ ノ ケントウ

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抄録

体幹・四肢の色素細胞性母斑201例の病理組織学的検討を行った.部位は,胸部40例,腹部28例,背部76例,上肢33例,下肢24例,であった.なお,四肢では手部,足部は除いた.腫瘍細胞の存在部位により境界型,複合型,真皮型に分類し,また,臨床病理組織学的に,Unna,Miescher,Spitz,Clark型の4型に分類した.体幹,四肢の色素細胞性母斑では,真皮型およびUnna型の色素細胞性母斑が多いという特徴があった.また,Unna型の色素細胞性母斑の中には先天性の病変であると解釈可能な所見が見られた.

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