1型糖尿病患児の学校における療養行動 : (2) 病気公表の療養行動への影響 Self-care Behavior of Children with Type 1 Diabetes Mellitus during School Life. : (2) Effects on Self-care Behavior When Classmates are Informed of Their Disease

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抄録

1型糖尿病患児が学校生活で自分の病気を周囲の児童生徒に知らせている実態と, 病気公表による療養行動への影響を検討した. 小学3年から高校3年までの38名のうち, 自分の病気を周囲に公表している児は32名(84.2%)で, 高学年になるほど公表を自分から積極的に希望する割合が多いが, 親しい友人だけの狭い範囲の公表になっていた. 発症後1年未満の早期公表者や広範囲の公表者では, 療養行動に伴う困難感は少ない傾向があった. 50~70%が公表後の変化を肯定的にとらえ, さらに56.3%が公表して良かったと思っており, 特に広い範囲の公表や積極的公表者で多かった. 糖尿病発症後の早期に本人の希望や意思を尊重し, 年齢に応じた他児へ病気の説明や公表は, 学校での心理的負担を軽減し, 療養行動をし易くするのに重要と考えられる.

収録刊行物

  • 小児保健研究

    小児保健研究 61(3), 463-469, 2002-05-31

    日本小児保健協会 = The Japanese Society of Child Health

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10008968091
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00116330
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    00374113
  • NDL 記事登録ID
    6172522
  • NDL 雑誌分類
    ZS32(科学技術--医学--小児科学・先天異常・奇形)
  • NDL 請求記号
    Z19-367
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  IR 
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