転移性肝癌に対するエタノール局注療法の経験

• 野村 裕紀

  市立芦別病院外科

• 星川 剛

  市立芦別病院外科

• 木村 雅美

  市立芦別病院外科

• 時田 捷司

  滝川市立病院外科

• 平田 公一

  札幌医科大学第1 外科

書誌事項

タイトル別名

• PERCUTANEOUS ETHANOL INJECTION FOR METASTATIC LIVER CANCER

抄録

転移性肝癌に対し経皮的エタノール局注療法(PEIT)を施行し,効果があったと判断した4症例と効果が認められなかった症例を比較し検討した.エタノール注入にあまり抵抗がなく,十分量のエタノールが腫瘍内に注入しえた4症例では局所効果が得られ有効であったが,他の1症例ではエタノール注入に抵抗があり効果も不十分であった.転移性肝癌の組織型をはじめとする腫瘍の性質が関与していることが考えられた.

収録刊行物

• 日本臨床外科学会雑誌

  日本臨床外科学会雑誌 60 (2), 486-489, 1999

  日本臨床外科学会

キーワード

• 転移性肝癌
• 経皮的エタノール局注療法

詳細情報

• CRID: 1390282679830281728
• NII論文ID: 10009880328
• NII書誌ID: AA11189709
• DOI: 10.3919/jjsa.60.2_486
• ISSN: 18825133
• ISSN: 13452843
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/ringe1998/60/2/60_486/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/1999161867
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可