書誌事項
- タイトル別名
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- Effectiveness of Oseltamivir Treatment Against Influenza Type A and Type B Infection in Children
- ショウニ ノ Aガタ オヨビ Bガタ インフルエンザ ニ タイスル oseltamivir ノ コウカ
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抄録
2001/2002年のインフルエンザ流行時に, インフルエンザ迅速診断が陽性の小児インフルエンザ患者に, oseltamivirを投与してその有効性を熱型から検討した. oseltamivirはカプセル剤から散剤を作製し, 1回量2mg/kgで1日2回, 5日間投与した. 発症してから2日以内に来院した小児のインフルエンザ患者131例 (平均年齢5.8±3.6歳, 範囲0.8~14歳) に, oseltamivirを投与すると, 翌日には44%の患者が37.5度未満に下熱し, 2日後には86%の患者が下熱することが明らかになった. 投与開始から下熱までの日数は, 平均で1.7日であった. oseltamivirの下熱効果には, A型とB型インフルエンザ患者の間で有意差はなく, A型のみならず, B型インフルエンザにも同程度に有効であった. oseltamivirの有効性について, 3歳以下の幼児と学童で比較したが, 下熱効果には両群で差はみられず, 低年齢層でも高い効果があることが明らかとなった. oseltamivirの投与により, 一部で嘔吐や下痢を認めたが投薬を中断した例はなかった.
収録刊行物
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- 感染症学雑誌
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感染症学雑誌 76 (11), 946-952, 2002
一般社団法人 日本感染症学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205049864192
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- NII論文ID
- 130004331008
- 10010110663
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- NII書誌ID
- AN00047715
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- ISSN
- 1884569X
- 03875911
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- NDL書誌ID
- 6371374
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- PubMed
- 12508478
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可