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- 中川 国利
- 仙台赤十字病院外科
書誌事項
- タイトル別名
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- Laparoscopic Excision of Urachal Remnant
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抄録
われわれは尿膜管遺残症例11例に対して, 腹腔鏡下に切除術を施行したので報告する。主訴は健診にて腹壁嚢胞と診断された1例以外は, いずれも臍炎を主訴とし, 平均年齢は27.7歳であった。3本のトロカーを腹腔内に挿入し, 腹腔鏡下に膀胱近傍から臍にかけて尿膜管遺残を切除した。手術時間は平均58.5分, 出血量は少量であった。形態学的分類は尿膜管臍瘻10例および尿膜管嚢胞1例, 病理学的にはいずれも良性であった。偶発症として膀胱損傷を1例で認めたが, 尿道カテーテルの留置にて治癒した。他の10例の術後経過は良好で, 術後平均入院期間は5.3日, また10日以内に社会復帰が可能であった。尿膜管遺残症に対する腹腔鏡下手術は容易で手術侵襲が少なく, 美容上も優れていることより大変有用であると思われた。
収録刊行物
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- 日本外科系連合学会誌
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日本外科系連合学会誌 27 (6), 884-888, 2002
日本外科系連合学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204349376256
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- NII論文ID
- 130006791230
- 10010111788
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- NII書誌ID
- AN00002502
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- ISSN
- 18829112
- 03857883
- http://id.crossref.org/issn/03857883
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可