潰よう性大腸炎に合併した多発性関節炎，結節性紅斑に対してか粒球除去療法が著効した１症例

• 緒林 誠

  育和会記念病院消化器内科

• 清水 紀子

  育和会記念病院消化器内科

• 勝部 智也

  育和会記念病院消化器内科

• 高野 保名

  育和会記念病院消化器内科

• 金 邦源

  育和会記念病院消化器内科

• 西森 武雄

  育和会記念病院外科

• 松本 誉之

  大阪市立大学大学院消化器器官制御内科

• 荒川 哲男

  大阪市立大学大学院消化器器官制御内科

書誌事項

タイトル別名

• Successful treatment for erythema nodosum and peripheral arthritis associated with ulcerative colitis by granulocyte and monocyte apheresis : A report of a case.

抄録

症例は24歳女性．再燃緩解型全大腸炎型潰瘍性大腸炎．再燃時，強い四肢の関節炎と結節性紅斑を合併，ステロイドは使用せず顆粒球除去療法を施行したところ，結節性紅斑と関節炎はすみやかに消失し，潰瘍性大腸炎も臨床的緩解を得た．潰瘍性大腸炎の腸管外合併症の病態を考える上で示唆に富む症例と考えここに報告した．

収録刊行物

• 日本消化器病学会雑誌

  日本消化器病学会雑誌 99 (8), 951-955, 2002

  一般財団法人 日本消化器病学会

キーワード

• 潰瘍性大腸炎
• 腸管外合併症
• 顆粒球除去療法

詳細情報

• CRID: 1390001206397920384
• NII論文ID: 10010141085
• NII書誌ID: AN00192124
• DOI: 10.11405/nisshoshi1964.99.951
• COI: 1:STN:280:DC%2BD38vmvFGrtA%3D%3D
• ISSN: 13497693
• ISSN: 04466586
• PubMed: 12229169
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2003028659
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • PubMed
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可