視覚的意識のゆらぎの背後にある脳の量子的状態と確率ダイナミクス

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抄録

視覚的意識のダイナミクスを明らかにするため, 人間被験者における知覚闘争の生起時間の統計的分布を精密に解析したところ, 意識にのぼる見えの切替りの背後に量子的(不連続)な脳の状態とその間の確率的遷移過程が存在することがわかった. その神経メカニズムのてがかりを得るため, 機能的磁気共鳴法により脳の関連賦活部位を調べたところ, 大脳皮質の広域的ネットワークが関わっていることがわかった. 統合された知覚像が意識されるために, システムとしての脳がいかに動作すべきなのかという点についてもダイナミクスの観点から議論したい.

収録刊行物

  • 日本神経回路学会誌 = The Brain & neural networks

    日本神経回路学会誌 = The Brain & neural networks 8(4), 139-146, 2001-12-05

    Japanese Neural Network Society

参考文献:  18件中 1-18件 を表示

被引用文献:  2件中 1-2件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10010424653
  • NII書誌ID(NCID)
    AA11658570
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    1340766X
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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