分娩後化膿性子宮内膜炎牛の頸管粘液および内膜のPGF<SUB>2α</SUB>投与による変化

• 澤向 豊

  北海道農業共済組合連合会家畜臨床講習所

• 張 文昌

  酪農学園大学獣医学部

• 金子 一幸

  麻布大学獣医学部

• 森好 政晴

  酪農学園大学獣医学部

書誌事項

タイトル別名

• Pathological Findings of the Endometrium after PGF<SUB>2α</SUB>-Tham Treatment in Cows with Post-Partum Purulent Endometritis
• 分娩後化膿性子宮内膜炎牛の頸管粘液および内膜のPGF2α投与による変化
• ブンベン ゴ カノウセイ シキュウ ナイ マクエンギュウ ノ ケイカン ネンエキ オヨビ ナイ マク ノ PGF2 アルファ トウヨ ニ ヨル ヘンカ
• Pathological Findings of the Endometrium after PGF2^|^alpha;-Tham Treatment in Cows with Post-Partum Purulent Endometritis

抄録

分娩後5週以降に化膿性子宮内膜炎と診断され, 卵巣に開花期黄体が触知された牛6頭にプロスタグランジンF_2α (PGF_2α)(ジノプロストとして25mg) を, 他の6頭には生理食塩液5mlを1回筋肉内注射し, 子宮頸管粘液および子宮内膜の変化を調べた. PGF_2α投与群では投与後4日に全例が発情し, 14日には多くの例で頸管粘液の好中球および子宮内膜のマクロファージが消失または減少し, 多くの例で膠原線維間のリンパ球集簇が消失した. 対照群では, 投与後14日まで発情徴候は発現せず, 病変に変化はなかった.

収録刊行物

• 日本獣医師会雑誌

  日本獣医師会雑誌 52 (11), 689-694, 1999

  公益社団法人 日本獣医師会

キーワード

• 牛
• 子宮内膜炎
• プロスタグランジンF<SUB>2α</SUB>
• 産後子宮内膜炎

詳細情報

• CRID: 1390001204707997184
• NII論文ID: 10010852034
• NII書誌ID: AN00191857
• DOI: 10.12935/jvma1951.52.689
• COI: 1:CAS:528:DyaK1MXotFenurw%3D
• ISSN: 21860211
• ISSN: 04466454
• NDL書誌ID: 4919142
• Web Site: https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010601594
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I4919142
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2000080439
• データソース種別:
  • JaLC
  • IRDB
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可