Ｇｅｍｃｉｔａｂｉｎｅ／５‐ＦＵ併用化学療法が奏効した胆管細胞癌の１例

• 高梨 訓博

  時計台病院消化器病センター

• 本間 久登

  時計台病院消化器病センター

• 女澤 慎一

  時計台病院消化器病センター

• 土居 忠

  時計台病院消化器病センター

• 秋山 剛英

  時計台病院消化器病センター

• 平田 健一郎

  時計台病院消化器病センター

• 井山 諭

  札幌医科大学第4内科

書誌事項

タイトル別名

• A case of cholangiocellular carcinoma effectively treated with combination chemotherapy of gemcitabine and 5-FU

抄録

症例は78歳, 女性. 主訴は腹部不快感. 肝S2/3に63×44mmの腫瘤と腫瘤末梢側の肝内胆管の拡張, 腹部リンパ節の腫大を認めた. 各種画像診断及び針生検にて胆管細胞癌と診断. Gemcitabine, 5-FU併用化学療法にて腫瘍はほとんど同定できないまでに縮小し, リンパ節腫大も消失, 治療効果判定はPRであった. 切除不能胆管細胞癌の予後は不良であるが, 本療法は有効な治療選択の一つになり得ると考えられた.

収録刊行物

• 肝臓

  肝臓 44 (6), 301-306, 2003

  一般社団法人　日本肝臓学会

キーワード

• 胆管細胞癌

詳細情報

• CRID: 1390282679767959552
• NII論文ID: 10011223936
• NII書誌ID: AN00047770
• DOI: 10.2957/kanzo.44.301
• ISSN: 18813593
• ISSN: 04514203
• Web Site: http://www.jstage.jst.go.jp/article/kanzo1960/44/6/44_6_301/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2003287532
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可