多発性骨痛で発症したＦａｎｃｏｎｉ症候群の１例

• 福原 智子

  国立病院岡山医療センター内科

• 太田 康介

  国立病院岡山医療センター内科

• 尾山 秀樹

  国立病院岡山医療センター内科

• 大石 徹也

  国立病院岡山医療センター内科

• 橋本 洋夫

  国立病院岡山医療センター内科

• 西崎 良知

  国立病院岡山医療センター内科

• 山鳥 一郎

  国立病院岡山医療センター臨床検査科

書誌事項

タイトル別名

• Fanconi syndrome occurred with multiple bone pain
• コンゲツ ノ ショウレイ タハツセイコツツウ デ ハッショウ シタ Fanconi ショウコウグン ノ 1レイ

抄録

症例は62歳,女性. 40歳頃から全身浮腫に対しフロセミド内服していた. 59歳頃全身骨痛出現した. 2001年5月多発性偽骨折像,血清Ca, P,骨形成マーカーより骨軟化症と診断し,また尿糖や汎アミノ酸尿,リン再吸収率低下や尿酸排泄率上昇,代謝性アシドーシスを認めFanconi症候群と診断した.腎組織は慢性間質性腎炎を呈していた.骨痛を主体とし薬剤の関与が疑われたFanconi症候群の稀な症例と考えられた.

収録刊行物

• 日本内科学会雑誌

  日本内科学会雑誌 92 (7), 1318-1320, 2003

  一般社団法人 日本内科学会

キーワード

• Fanconi症候群
• 骨軟化症
• 慢性間質性腎炎

詳細情報

• CRID: 1390282681417765248
• NII論文ID: 10011473265
• NII書誌ID: AN00195836
• DOI: 10.2169/naika.92.1318
• ISSN: 18832083
• ISSN: 00215384
• NDL書誌ID: 025075635
• PubMed: 12924278
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I025075635
• Web Site: http://www.jstage.jst.go.jp/article/naika1913/92/7/92_7_1318/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2003312901
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • PubMed
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可