多発性小腸壁内転移をともなった小腸低分化腺癌の1例

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タイトル別名
  • A case of primary small intestinal poorly differentiated adenocarcinoma accompanied by multiple small bowel metastasis

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抄録

症例は50歳, 男性. 回腸に2カ所の狭窄を認め, 手術が施行された. 病理学的には小腸低分化腺癌で小腸壁内に多発性転移を認めた. 原発性小腸癌は全消化管癌全体の0.1~0.3%とまれな疾患であり, さらに小腸壁内転移をともなったものはこれまで1例しか報告がない. 本症例は病理学的検索にて原発巣はリンパ管侵襲が強く, リンパ行性の壁内転移と考えられた.

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