こう原病の臨床検査の進歩:診断・治療への正しい使い方 II.こう原病検査の進歩と診断・治療への応用 4.抗トポイソメラーゼI抗体・抗セントロメア抗体
-
- 高崎 芳成
- 順天堂大学膠原病内科
書誌事項
- タイトル別名
-
- コウトポイソメラーゼ Ⅰ コウタイ ・ コウセントロメア コウタイ
- [Clinical analysis of anti-topoisomerase I antibody and anti-centromere antibody in diagnosis of collagen diseases].
この論文をさがす
抄録
抗トポイソメラーゼI(Top I)抗体および抗セントロメア抗体(ACA)は強皮症(SD)にて検出される抗核抗体として知られている.抗Top I抗体は広汎皮膚硬化型の症例を中心に約30%のSDで特異的に検出され,肺線維症の発症率が有意に高く, ACA陽性例に比較して予後不良となる.これに対し, ACAは約12%のSDで検出され,皮膚硬化の範囲の狭い限局型と相関し,一般に予後良好の経過をとる.また,原発性胆汁性肝硬変やSjögren症候群でも検出される.
収録刊行物
-
- 日本内科学会雑誌
-
日本内科学会雑誌 92 (10), 1926-1931, 2003
一般社団法人 日本内科学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282681419819136
-
- NII論文ID
- 10011933523
-
- NII書誌ID
- AN00195836
-
- ISSN
- 18832083
- 00215384
-
- NDL書誌ID
- 025076070
-
- PubMed
- 14621581
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可