2車線道路橋の疲労設計荷重に用いる同時載荷係数の検討

  • 森 猛
    社団法人 土木学会 法政大学 工学部土木工学科

書誌事項

タイトル別名
  • SIMULTANEOUS LOADING FACTOR FOR FATIGUE DESIGN LOAD OF HIGHWAY BRIDGES WITH TWO TRAFFIC LANES
  • 2シャセン ドウロキョウ ノ ヒロウ セッケイ カジュウ ニ モチイル ドウジサイカ ケイスウ ノ ケントウ

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抄録

重交通路線に位置する鋼道路橋を中心に疲労が原因と考えられる損傷事例が数多く報告されており, 道路橋示方書では2002年3月の改訂版より疲労安全性照査を陽な形で行うように規定された. その具体的な方法は「鋼道路橋の疲労設計指針」によるものとされている, 同指針で用いられている疲労設計荷重は, T荷重を基本とし, その重量をT荷重補正係数, 同時載荷係数と衝撃係数で補正することとされている. 本論文では, 橋上に複数の車両が同時に載ることによる応力の増分が疲労耐力に及ぼす影響を考慮するための同時載荷係数について検討した結果を示す.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2004 (759), 247-258, 2004-04-21

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (16)*注記

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