書誌事項
- タイトル別名
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- Study on alternative management of scalp laceration-The usefulness of wound opening and shampooing for comfortable wound treatment-
- トウヒ レッソウ ニ タイスル ソウショウ ショチホウ ノ ケントウ ソウブ カイホウ ト ソウキ センパツ ノ ココロミ
- <B>—The usefulness of wound opening and shampooing for comfortable wound treatment—</B>
- <B>—創部開放と早期洗髪の試み—</B>
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抄録
これまでの頭皮裂創処置では, 縫合後抜糸までガーゼで創を保護し洗髪は制限されていたため, 頭皮のかゆみや髪のべたつきなどの不快感, テープをはがす時の痛みの訴えが日常的に聞かれていた。そこで創部を開放し, 早期洗髪を行ってもらう方法につき検討した。頭皮裂創患者40例を対象に, 縫合後2日前後の早期に創を開放し, 洗髪を行ってもらい, 合併症の有無をチェックし処置についての感想について聞き取り調査を行った。その結果感染や癒合不全はなく, 大多数例に好感がもたれ, より快適な創傷処置法の一つの選択肢として有用であると考えられた。
収録刊行物
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- 日本農村医学会雑誌
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日本農村医学会雑誌 52 (5), 849-851, 2004
一般社団法人 日本農村医学会
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詳細情報
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- CRID
- 1390001204910892288
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- NII論文ID
- 10012085069
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- NII書誌ID
- AN00196216
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- ISSN
- 13497421
- 04682513
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- NDL書誌ID
- 6850996
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可