BWRにおける過渡的な沸騰遷移後の燃料健全性評価研究の過去, 現在, 未来

• 三島 嘉一郎

  京都大学

• 溝上 伸也

  東京電力 (株)

• 工藤 義朗

  (株) グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン

• 小村 清一

  (株) グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン

• 師岡 慎一

  (株) 東芝

• 西田 浩二

  (株) 日立製作所

書誌事項

タイトル別名

• The Past, Present, the Future for Fuel Integrity Study under Post Boiling Transition of BWR Power Plants
• BWR ニ オケル カトテキ ナ フットウ センイ ゴ ノ ネンリョウ ケンゼンセイ ヒョウカ ケンキュウ ノ カコ ゲンザイ ミライ

抄録

　日本原子力学会標準委員会では, これまでに得られた知見に基づいて, 原子力標準“BWRにおける過渡的な沸騰遷移後の燃料健全性評価基準 : 2003”を制定し, 2003年7月31日に発行した。この標準は, BWRにおいて過渡的な沸騰遷移が発生する事象の燃料健全性, および過渡的な沸騰遷移を経験した燃料集合体の再使用の可否を評価するために制定されたものである。この標準の制定にあたっては, 十数年にわたり国内外の様々な研究機関で行われてきた燃料の熱水力および材料に関する研究成果が大きく貢献しており, わが国独自の考え方や手法が取り込まれている。本稿では, 研究の歴史, 現在の標準そしてこの標準を将来どのように利用していくかについて解説する。

収録刊行物

• 日本原子力学会誌

  日本原子力学会誌 46 (5), 332-338, 2004

  一般社団法人 日本原子力学会

キーワード

• Nuclear Energy and Engineering

詳細情報

• CRID: 1390564238074561792
• NII論文ID: 10012348514
• NII書誌ID: AN00188477
• DOI: 10.3327/jaesj.46.332
• ISSN: 21865256
• ISSN: 00047120
• NDL書誌ID: 6963450
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I6963450
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaesj1959/46/5/46_332/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可