浅海養魚場における栽培アナアオサ, Ulva pertusa の生長とN, P吸収速度 The Growth and N, P Uptake Rates of Ulva pertusa Cultured in Coastal Fish Farms

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著者

    • 耒代 勇樹 KITADAI Yuuki
    • 鹿児島大学大学院連合農学研究科海洋生産環境学講座 Laboratory of Marine Production and Environmental Studies, Graduate School of Agricultural Science, Kagoshima University
    • 門脇 秀策 KADOWAKI Shusaku
    • 鹿児島大学水産学部資源育成科学講座 Laboratory of Aquatic Resource Science, Faculty of Fisheries, Kagoshima University

抄録

アナアオサは2002年8~11月に八代海域浅海養魚場の0.5~8m層で垂下栽培した。藻体の生長は0.5m層で最大を示した。藻体の面積は8月期に最大640cm2に達し、藻体の厚さは11月期に最大0.11mmに達した。N、Pの最大含有量は10月期に35mg N/g dry および2.1mg P/g dry であった。栽培アナアオサの0.5~2m層のNおよび0.5~4m層のP大吸収速度は、それぞれ3.6mg N/m2/day および0.19mg P/m2/dayであった。最大吸収速度をもたらす飽和光量は730μmol/m2/s であった。DIN濃度の半飽和定数は0.5~2m層で26μg N/l、DIP濃度の半飽和定数は0.5~4m層で8.6μg P/l を得た。25℃におけるN、P吸収速度は2.5mg N/m2/day および0.13mg P/m2/day であり、温度係数Q01はそれぞれ1.076および1.084と算定された。栽培アナアオサのN、P吸収速度は養魚場水の栄養塩濃度、光量および水温の環境諸量で定式化され、算定値は実測値と良く一致した。

収録刊行物

  • 水産増殖

    水産増殖 52(1), 65-72, 2004-03-20

    水産増殖談話会

参考文献:  19件中 1-19件 を表示

被引用文献:  1件中 1-1件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10012720142
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00124667
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    03714217
  • NDL 記事登録ID
    6899311
  • NDL 雑誌分類
    ZR26(科学技術--農林水産--水産)
  • NDL 請求記号
    Z18-761
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  IR 
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