パーキンソン病と類縁疾患　　ＩＩ．パーキンソン病の治療　　７．遺伝子治療の現状と展望

• 村松 慎一

  自治医科大学神経内科

書誌事項

タイトル別名

• イデンシ チリョウ ノ ゲンジョウ ト テンボウ

抄録

パーキンソン病の遺伝子治療には, 1)ドパミンの合成に必要な酵素遺伝子を線条体で発現させドパミンを生成する方法, 2)神経保護物質の遺伝子導入により黒質ドパミン神経細胞の変性を抑制する方法, 3)抑制性神経伝達物質の合成酵素を視床下核で発現させて機能改善をはかる方法,などがある.神経細胞に治療用遺伝子を導入し長期間発現させることが可能なアデノ随伴ウイルスベクターを使用して臨床応用が始まろうとしている.

収録刊行物

• 日本内科学会雑誌

  日本内科学会雑誌 92 (8), 1461-1466, 2003

  一般社団法人 日本内科学会

キーワード

• パーキンソン病
• 遺伝子治療
• アデノ随伴ウイルス

詳細情報

• CRID: 1390001206442719488
• NII論文ID: 10012755526
• NII書誌ID: AN00195836
• DOI: 10.2169/naika.92.1461
• ISSN: 18832083
• ISSN: 00215384
• NDL書誌ID: 025076255
• Web Site: http://id.ndl.go.jp/bib/025076255
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I025076255
• Web Site: http://www.jstage.jst.go.jp/article/naika1913/92/8/92_8_1461/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2004018176
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可