多発性骨髄腫に合併した間質性肺炎の1例

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タイトル別名
  • Interstitial pneumonia associated with multiple myeloma
  • コンゲツ ノ ショウレイ タハツセイ コツズイシュ ニ ガッペイ シタ カンシツセイ ハイエン ノ 1レイ

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抄録

症例は81歳,男性.検診で胸部異常陰影を指摘され受診した.胸部単純写真とCTで両側下葉を中心にスリガラス様陰影が見られ,胸腔鏡下肺生検を行ったところ,間質性肺炎と気腔内のフィブリン様析出が認められた.一方,入院時検査でIgG-k型の多発性骨髄腫と診断し,術後からMP療法を行ったところ肺野陰影も消失した.以上の経過から多発性骨髄腫に合併した間質性肺炎と考えられた.多発性骨髄腫の肺病変は稀であり報告する.

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参考文献 (6)*注記

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